こんばんは!三重県のお茶農家の嫁、茶むすめです。
今日は出動要請があり、急きょ昼から茶畑の「刈り落とし」を手伝ってきました!
「農作業をしない農家の嫁」ということにはなっているのですが、傾斜地の茶畑で茶刈りをする可搬式摘採機は2人1組でないと操作できません。というわけで、昨年くらいからこの作業があるときだけ出動しています。
この傾斜地にある茶畑は秋番茶を収穫しないので、5月に深刈りをしてから伸び放題になっていたお茶の芽を刈り取っていきます。(今年は二番茶も収穫せず、来年の一番茶の品質を高めるために樹の若返りを図る「深刈り」をしていました)
平坦な土地にある茶畑なら人が乗って操作する「乗用摘採機」でババ~っと刈り落とせるのですが、斜面にある茶畑には乗用摘採機が入れません。そこで、この「可搬式摘採機」の出番です。茶畑の1つの畝を機械がまたぐような形で両側に人が立ち、移動しながらバリカンで茶畑の表面を刈りならしていきます。
どのくらいの高さでお茶の芽を刈り取っていくのか、移動するスピード、機械の持ち手の部分の角度など畑の状況に応じて調整する必要があります。コンビの相性も作業能率に関わってくるんじゃないかな。(私は夫としか組んだことないので分かりませんが、夫の指示に合わせて動くだけなのでラクです)
茶刈りしていると、どういう訳だか私だけ虫にたかられる…夫は全然なのに。なんで?服の素材とか?
そういうしているうちに茶太郎が様子を見に来たので動画を撮ってもらいました!
茶太郎撮影の動画がこちら。な~んかアングルがイマイチなんだけど。贅沢はいえないね。
そんなに重たい機械ではないので、茶畑の形と機械の持ち手の角度がバッチリ合って、肘を伸ばして機械を支えるだけの状態をキープできれば作業は周囲が思うほど大変ではありません。
ただ、けっこうな角度の傾斜地にある茶畑なので、この斜面の移動の方がキツかったりします。上まで登るだけで一苦労。
あとはやはり暑さが厳しい!普段引きこもっているので余計に堪えます。
子供たちの野球用に用意した氷のうを持ってきたら大正解!ほとった顔をクールダウンするだけでずいぶん身体のしんどさが和らぎます。銀ギラの遮光帽子の効果もあるけど、やっぱり真夏の炎天下での作業は避けたいですね。
幸い今日は曇り空。そして雨が降り出す前になんとか刈り落とし終了!ほら、ボサボサだったら茶畑がつるっとキレイになっているでしょう?
大急ぎで家に帰ってシャワーを浴びて、保育園のお迎えにも間に合いました。はぁ~よく働いた!いっぱい汗もかいたし、ダイエット効果あるといいな!
今日も茶娘どっとこむの「茶娘日記」を読んで頂きありがとうございます!
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