茶むすめのプロフィール

お茶農家の嫁

三重県のお茶農家で家業と育児に奮闘する”茶むすめ”と申します。
私はSNS等で気になる投稿があると、これを書いた人ってどんな人なんだろう?と思ってプロフィールを読むのが好きなので、ちょっぴりでも”茶むすめ”って誰?と思ってこのページを開いてくれたことがとっても嬉しいです。
このサイトを運営している”茶むすめ”がどんな人間なのかをざっくりと紹介できればと思います。

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農作業をしない農家の嫁 ”茶むすめ” について

私は東京のサラリーマン家庭で生まれ育ったのですが、2007年に三重県で農業(お茶の生産者)を営む夫と結婚し、10年以上「農家の嫁」をやっています。”嫁”という表現はあまり好きではないのですが、夫の家業と深く関り、義父母と同じ敷地内で生活するこの状況は、「農業者と結婚して地方で生活している」という表現ではしっくりこないため、皆さんがイメージを抱きやすい”嫁”という言葉を使っています。

”茶むすめ”というニックネームについて

「娘」という年頃ではないのは重々承知しております。ただ、実生活において私のことを「むすめ」というあだ名で呼ぶ友人知人が多数いるため、若い女性という意味合いではなく、MUSUMEという単なる呼称で使っています。きっとおばあさんになっても私は「むすめ」と呼ばれるんです。ちょっと恥ずかしいけれど、定着しちゃったので仕方ないですね。
本名を知っている人もたくさんいるけれど、「むすめ」と呼ばれるようになった経緯も私の人生において大切な1コマなので、「おばさんなのにむすめです!」と開き直ることにしています。(経緯については後述しますね)

茶むすめについて

1女3男の4人の子供とお気楽能天気で身体を動かすことが大好きな夫と6人家族です。(同じ敷地内に義父母もいますが、生活そのものは別々です)
”農家の嫁”ではありますが、基本的に農作業はしていません。でも、農作業以外の仕事全般に関わっています。事務仕事、オンラインショップの運営など、主にパソコンを使う仕事がほとんどです。

茶むすめはどんな人間か

プラス思考だけど、お気楽ではないかな。とにかく思考して、自身のことも、他の事も客観的に分析するのが好きです。あと旅行(国内に限る)も好き。好奇心旺盛だけど入口だけで満足する、飽きっぽい性格です。独身の時はジムに通ったりよく身体を動かしていたのに、田舎で1日中パソコンに向かう生活をしていたらすっかり引きこもりに。運動不足甚だしく、さすがに危機感を感じる今日この頃です。

なぜ農作業はしないのか

  • 結婚当初は自分で仕事をしていて、夫側も「結婚=農作業を一緒にやる」という前提ではなかった
  • お茶農家の畑作業は機械を使う作業がほとんどで操作音痴の私が苦手意識をもっていること
  • 農作業以外にも農家の仕事は山ほどあること

など色んな要因がありますが、一番大きかったのは「畑に出ることよりも私が力を発揮できる仕事がある」ということでした。私が「好き」で「得意」な仕事を家業の中にたくさん見い出し、そして自ら作り出して、”農作業をしない農家の嫁”としての現在があります。

茶むすめの経歴

東京のサラリーマン家庭に生まれ育つ。兄が1人。中学2年生の時に北海道の酪農家にホームステイしたことをきっかけに、大学は北海道の酪農学園大学へ。

同級生は農業後継者が多く、マニアックな大学だったため、積極的に就職活動をする人も少なかった。でも私は酪農系の専門的な仕事をするイメージが湧かず、編集者の両親の影響もあり、マスコミを志すことに。大学3年の時に兄の勧めで東京の就職支援会社に登録し、北海道の学生スタッフとして活動を開始、全国の学生との交流を深める。SNSがなかった当時はメーリングリストが主な情報交換ツールだったが、一流大学から一流企業への就職を目指す仲間たちの中で北の大地で牛をこよなく愛する女子学生の存在はかなり異色だったらしく、そんな私を賞賛して(?)ついたあだ名は 『らくのうむすめ』!

大学は北海道だったけれど、実家は東京、というのも好都合で就職活動で上京する度に仲間たちと実際に会って交流を深めることができた。メーリングリストでの情報交換では「らくのうむすめ」で通っているので、実際に会っても誰も本名を知らず、そのまま「酪農娘」略して「むすめ」という呼び方が定着。現在に至るまで「むすめ」と呼ぶ友人知人、仕事の関係者が多数存在する。

就活仲間とのつながりもよい刺激になり、第一志望だった農業系出版社から内定をもらい働き出すも、数か月で退社。悲観することもなく、北海道の酪農家さんに住み込みでお手伝いをさせてもらったりしていたら、学生スタッフとして活動していた会社に声をかけて頂き、数か月のアルバイトを経て正社員に。10名ほどの社員とインターン生で運営するベンチャー企業で、素敵な仲間たちに恵まれて、最高の上司にがっつり育ててもらって、これでもかってぐらい働いて、「仕事人」としての下地ができあがる。営業サポートで働き始めたものの、経営者だった直属の上司が”マネジメント向き”と判断して、システムの専門知識がまったくないのに、システム部でマネジメント(もろもろ調整する役)を担当することに。

成長した自分の力を試したくて、この会社を退社し、札幌でマニアック商材を通信販売するベンチャー企業に転職。当時は世の中に使いやすいショッピングカートシステムなど存在せず、月商1000万円以上を売るためのシステムを構築するために奮闘する。もちろん私は開発などできず、ここでも東京のシステム開発会社とのもろもろ調整が主業務。「橋渡し」的なポジションが向いているし、好きなのだと自身でも認識する。

通販システムが完成した頃に会社内でのゴタゴタもあり1年弱で退社。この時に調整役をしていた東京のシステム開発会社に転職。会社といっても前々職のシステム部の上司が独立して1人でやっていたところに転がり込んで、正社員として採用してもらう手続きも全部自分でやって、社長とエンジニアと事務他もろもろ調整役の私の3人でとにかく楽しく仕事をする。
気心の知れた3人だけでの仕事なので、ストレスは皆無、カットオーバー前は徹夜とかしても、基本は自由な働き方ができて、遊び心も満載で、この頃は本当に毎日が楽しくて仕方がなかった。システム開発最高!開発そのものはできないけど、私はこの世界で生きて行くぞ!と思った矢先に・・・

色々な偶然が重なって夫と出会ってしまったのです。遠距離恋愛を経て結婚が決まり、三重県に移り住むことに。この頃の私は自由な働き方が許される環境で伸び伸びと人生を謳歌していたので、農家に嫁ぐ(遠い地方への移住&農業者との結婚)ことへの不安は微塵もなく「なんかこの人と結婚したらこれからの人生がもっと面白くなりそう!」と思ってました。

結婚後も引き続きシステム開発のもろもろ調整をする仕事をオンラインで続けていたのですが、開発そのものができない私の仕事の距離的な限界が出てきたこと、子供が生まれたこと、そして何より「私、家業に関わった方がよくね!?」感が強くなったことにより、家業に貢献する道を模索する方向に舵を切りました。

システム開発のもろもろ調整をやってきた私には家業の業務の進め方には改善点が多すぎて、鼻息荒く「家業を変えていくぞー!」と思ったのを覚えています。当時は”農業とITの融合”を目指す「ハイテク農家の嫁」を語ってたし(システム開発そのものは素人なのにハイテクって恥ずかしい…)そんなこんなで”農作業をしない農家の嫁”の私が誕生しました。私が家業に関わる様になって、どんなことをしてきたのか、は今後ゆっくりと記事にしていければと思っています。

茶むすめの家族

茶むすめの夫

三重県のお茶農家の長男として生まれ地元の農業高校から静岡のお茶の専門学校(国立の短大扱い?)に進学。お茶の手もみ技術を習得して、実家に戻り20歳からお茶を作り始める。勉強は苦手だけど、身体を動かすこと、運転を含む機械操作全般が大好き。電気工事や機械修理が得意。好奇心旺盛でお気楽能天気。基本ポジティブ、深い思考は苦手っぽい。家事育児全般こなし、私の「楽しいことをしたい」に同調してくれる友達のような夫。

茶むすめの子供たち

1女3男の4人の子供に恵まれ騒がしくも楽しい毎日を過ごしています。

  • 茶娘Jr. 長女らしく、弟たちの面倒をよくみるしっかりもののお姉ちゃん。(私が「むすめ」を名乗っていて分かりにくいので「茶娘Jr.」としています。)
  • 茶太郎 赤ちゃんの頃からデカかった!なんでも「んまっ!うまっ!」とよく食べます。
  • 茶次郎 負けず嫌いのお調子者。人懐っこく愛嬌あり。
  • 茶三郎 通称さぶ。末っ子らしく甘ったれ。我が家のアイドル。

まだ反抗期に突入していないからなのか、姉弟仲良しで本当によく遊びます。(兄弟げんかしょっちゅうだけどね。)
子供たちとの関わりに夫婦で差がないこと(夫も私と同じレベル感で家事育児をしている)が、6人のバランスを保ち、変に固執せず、それぞれがほどよい距離感で気持ちの良い関係を築けているのではないかと思ってます。
いつも「楽しさ」が実感できる家族でいたい!まだまだ続く47都道府県制覇の旅も家族みんなで楽しんで取り組んでいきます!(いつ子供たちが行きたくない、と言い出すか冷や冷やしていますが)

今後について

私の人生は「楽しいこと」が重要なので、生き方も、家族との関わり方も「楽しさ」を求めて変化をしていくと思います。今は”農作業をしない農家の嫁”だけど、場合によっては”農作業バリバリする女性農業者”になるかもしれないし、全然違うことをするかもしれない。その時々で、私が楽しんで取り組んでいる様子を気ままに綴っていければと思っています。
たまに毒を吐くこともあるかもしれませんが、基本は現状を楽しんでいる様子をお伝えしていきますので、「こんな農家の嫁もいるんだ~」と気楽に読み流してください。
(昼ドラ的な?農家の嫁どろどろ話みたいなのはありませんのであしからず)

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