こんばんは!三重県のお茶農家の嫁、茶むすめです。
今日は朝から茶次郎の陸上の記録会があり、家族みんなで応援に行ったので、その足で三重県の家族旅を決行!伊勢道路を南下して「志摩市」を訪問しました!

志摩市は志摩半島南部に位置する市。海岸は入り組んだリアス式海岸で、英虞湾や的矢湾がある。2016年には先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)が市内の賢島で開催された。
沿岸・養殖漁業が盛んで、イセエビ・アワビ・牡蠣など多くの特産品がある。農業ではマスクメロン(南張メロン)が有名。
市の観光キャッチフレーズは「御食つ国志摩(みけつくにしま)」で、伊勢志摩国立公園内の自然と魚介類を中心とした食材などを観光資源としている。英虞湾に面した展望台も多く、風光明媚な町。
伊勢神宮(内宮)から県道32号線(伊勢道路)を南下すると約20分で志摩市に到着。今回の旅は急きょ決行したので、下調べなし。道中の車で検索しながら、訪問する場所をピックアップしました。
天岩戸
道路右に「天岩戸」の看板を見つけ立ち寄ってみることに。想像していたよりもずっと荘厳な雰囲気の参道に圧倒されながら進みます。

古事記に登場する天岩戸とは、天照大神(アマテラスオオミノカミ)が須佐之男尊(スサノオノミコト)の悪事をいさめるために身を隠した洞窟のことです。世の中が真っ暗になり、困った八百万の神々が扉を開けてもらおうと手を尽くす神話は有名ですよね。
そんな「天岩戸伝説」は日本中に残り、伊勢神宮のある三重県にも3ヵ所ありますが、ここ志摩の「天岩戸」は「恵利原の水穴」と呼ばれ、霊水が湧き出る特別な場所として大切に保存、維持されています。
しばらく進むと禊をするための滝と池が見えてきました。

まずは上社をお参りします。本日初の集合写真も撮影。

これが天照大神がお隠れになったとされる「天岩戸」です。洞窟からはこんこんと清水が湧き出て「恵利原の水穴」と呼ばれています。この湧水は日本名水百選にも選ばれているそうです。

さらに山奥に続く道があり、山登り慣れした子供たちがさっさと登っていってしまいました。
先ほどの「水穴」の他に「風穴」もあると看板に書いてありましたが、険しい道のりな予感。。。

100mほど進むと分岐点になっており、風穴まで200mとのこと。それなら・・・と思ったのが間違いだった!完全な山道で、スニーカーじゃないと登れないような坂道です。しかも樹の根が道にも張り巡らされていて、歩きにくいのなんのって!

やっとのことで「風穴」に到着。もちろん記念撮影。どこまで続いているのか分からない細くて奥行のある洞窟で、この日はあまり感じなかったけれど、絶えず風が吹き出しているんだそうな。

こんな感じの道のりです。茶三郎は度々「ワープ!」と言って夫に抱っこをせがんでました(笑)

行きと同じく1人でどんどん進んでしまう茶次郎とその付き添いの茶娘Jr.の姿が見えなくて嫌な予感。分岐点のところで、水穴に戻らず別ルートに進んでしまったのでは?と迷っていたらちょうど登ってきた方に「子供2人こっち行ったでー」と教えてもらいました。はい、片道300mの「猿田彦の祠」に向かってしまっていました。こちらも「風穴」ルートに負けず劣らず険しい山道。急な坂の山道が続きます。

かなりバテバテになって、猿田彦の祠に到着しました。車を降りた時は寒いぐらいだったのに、汗かくほど暑くなりましたー。

険しい道のりを覚悟の上で、お時間のある方はぜひ風穴や祠も訪れてください。
神宮林にもなっている森林のマイナスイオンで癒される事間違いなし!ですよ。

禊の滝まで戻ってきました。滝の勢いがけっこう強そうです。

道中、沢がにたくさん遭遇して、子供たちはカニ取りに夢中。険しい山道よりもカニの印象が強く残ったようです。
伊雑宮
そういえば志摩にも伊勢神宮の別宮があったなぁと思い出し、案内板を発見したので、こちらも参拝。

大台町にある別宮「瀧原宮」を訪れた時と同じように案内板の前で記念撮影!

横山展望台
続いて、英虞湾を一望する横山展望台へ。2018年に「天空カフェテラス」がオープンしたばかりでとてもキレイな展望台です。運よく最寄りの駐車場に停めることができましたが、満車の場合はふもとのビジターセンターの駐車場から山を登ることになるので大変です。

カフェコーナーや展望テラスから伊勢志摩の風景を眺めながら寛いでいる人がたくさんいました!我が家の子供たちはソフトクリームを食べ、私たちは横山天空カフェテラス ミラドール志摩のサイトを見て気になっていた「横山天空サンド」と「あおさドーナツ」を購入!サンドはあおさの風味が気にならず豚の旨味を堪能できました。あおさドーナツはあまりにもあおさ!味で笑ってしまいましたが、こういうものだと思えば美味しい(笑)


英虞湾に浮かぶ60の小島と幾重にも折り重なるように突き出た半島を一望できる横山展望台、伊勢の朝熊山展望台から見る景色とはまた違った美しさです。

高浜虚子はここからの風景を「松島」以上と評したそうですよ!
都道府県の旅で宮城県を訪問した際にはどちらが美しいか比較してみましょう!

MELON HOUSE かわぐち
続いて向かったのは志摩市浜島町の「メロンハウスかわぐち」
メロン農家の友人が農園直営カフェをやっているのでお邪魔してきました!

メロンハウスが立ち並ぶ奥に見えるのがカフェ。私たちが結婚したすぐ後に訪問して以来、カフェが出来てからは初めての訪問です。お目当てはもちろんメロン!1年中収穫できるのがウリのマスクメロン(南張メロン)です。

みんなでちょっとずつ味わおうといろんな種類のメロンスイーツを注文しました。
食べごろのメロンは甘くてジューシーでとっても美味しい!茶太郎が皮まで食べる勢いでした。メロンシャーベットを食べた茶三郎も「死ぬほど美味しい!」だって。
市販のメロン味のスイーツって香料の嘘くささが気になるけど、こちらのソフトクリームもシャーベットもメロンそのものって感じ!県外からのお客様が多いのもうなずけます。




ハウスのガラス越しに立派なメロンがなっているのも見れますよ!メロン好きにはたまらない光景です。

寒くなってきたのでハウスの温度調整のためのお仕事で忙しかったようですが、久しぶりに農家つながりの友人に会えて嬉しかったです。
南張海水浴場
メロンで小腹を満たしたら、子供たちが大好きな海へ!今日は着替えを持っていないから絶対に突入しないでね!と念を押して。

貝殻を探したけれど、この浜では全然見つけられなくて子供たちも不思議がっていました。
尾鷲で見た海とは色も違うし、場所によって雰囲気を異なりますね。

集合写真を撮ろうと思ったら、1人いない・・・

海にはダイブしなかった代わりに、急な堤防を登ったり滑り降りたりして大はしゃぎの茶次郎でした。


磯笛岬展望台
メロン農家のお友達が「夕陽がキレイ」と教えてくれた磯笛岬展望台も訪問。
浜から見るのとは違う水平線にうっとり。

「ツバスの鐘」の周辺にはヒオウギ貝の殻を絵馬に見立てた願い事がところ狭しとかけられていて圧巻です。

道の駅 伊勢志摩
最後に「道の駅 伊勢志摩」の物産館を訪問。こちらにも中森製茶のお茶を置いてもらっています。
閉店間際だったので、ぐるっと観てまわっただけですが、焼いた貝なんかも食べれるみたいですよ!


そんなこんなで、今回の旅路で訪問した場所は以下の通り。午後からの半日でわりと広範囲をまわることができました!(さすがに英虞湾の対岸、和具の方までは足を伸ばせなかったけど)

今週末はGOTOキャンペーンを利用して三重県最南端の3市町をめぐる旅を計画しています。
三重県内の全市町をめぐる旅も終盤戦!引き続き楽しみます♪
今日も茶娘どっとこむの「茶娘日記」を読んで頂きありがとうございます!
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